沖縄旅行 特定健診
前回はXbox 360コントローラを分解しました。
今回は有線版Xbox 360コントローラとD-Sub15pinケーブルの接続(乗っ取り?)をします。

当然ですが全て自己責任で行っています。
もし同じ事をされて不具合がでた場合、当方では一切の責任は持てません。その点ご理解下さい。


2009年03月14日〜15日にデモンストレーションが行われましたが、その時、ゲーム内のキーコンフィグにて、
左右スイッチ(左右アナログキーの押し込み)を割り当てられる事が判明しています。
つまり、デジタル入力キーのみで、キーコンフィグが可能になるという事になります。
よってアナログスティックやアナログトリガーは使用せず、十字キーやABXYボタン等を使用する事にしました。

Xbox 360用コントローラのキーに対する、ツインスティックのキー割り当ては下記のようになります。
この割り当てが、すなわちゲーム内でのキーコンフィグの相当します。

例:[Xbox 360用コントローラのボタン等]:[SS用ツインスティックのボタン等]

十字キー(上) : 左スティック(上方向)
十字キー(下) : 左スティック(下方向)
十字キー(左) : 左スティック(左方向)
十字キー(右) : 左スティック(右方向)

Yボタン : 右スティック(上方向)
Aボタン : 右スティック(下方向)
Xボタン : 右スティック(左方向)
Bボタン : 右スティック(右方向)

左ボタン : 左スティックのボタン
右ボタン : 右スティックのボタン

左スイッチ(左アナログスティックの押し込み) : 左スティックのトリガー
右スイッチ(右アナログスティックの押し込み) : 右スティックのトリガー

STARTボタン : 増設ボタン1
BACKボタン : 増設ボタン2

上記で14本の線が必要になり、GNDは全共通なので1本。
全部で15本になりますので、D-Sub15ピンケーブルギリギリで行けます。
ガイドボタンとボイスチャットはXbox 360用コントローラをそのまま生かして使用します。

また、Xbox 360用コントローラ配線は下記サイトを参考にしました。
1. http://www23.atwiki.jp/ac_stick/ 
2. http://www23.atwiki.jp/ac_stick/pages/16.html

後程説明しますが、D-Sub15pinケーブルをバラすとツイストペアケーブルが8本(全部で16本)出てきます。
D-Sub15pinケーブルから出ている各線の色に対する、Xbox 360用コントローラの基盤の配線箇所は下記表のようにしました。
上記サイトの[2.]と照らし合わせると分かり易いと思います。

PURPLE → GND
BROWN → RB_0
BROWN/WHITE → LB_0
BLACK → RS_0(TP30)
BLACK/WHITE → LS_0(TP31)
RED → DU_0(TP33)
RED/WHITE → DD_0(TP35)
BLUE → DL_0(TP32)
BLUE/WHITE → DR_0(TP34)
GREEN → A_0(TP39)
GREEN/WHITE → B_0(TP43)
ORANGE → X_0(TP44)
ORANGE/WHITE → Y_0(TP38)
YELLOW → START(TP40)
YELLOW/BLACK → BACK(TP41)

以下画像にてちょこちょこっと説明していきます。



これが今回使用するD-Sub15pinケーブルです。下記サイトにて購入しました。
http://www.cabling-ol.net/cabledirect/
これは商品番号[D15S-M0050-AG]。
Xbox 360コントローラ側とツインスティック側の両方で使用する為、2本購入しています。
ケーブル皮むき前

このD-Sub15ピンケーブルは片側がオープンになっていますので、
ケーブルをバラして、ツイストペアケーブル8本(計16本)を露出させます。
ケーブル皮むき後

次に、Xbox 360コントローラの底(下?)に付いているこのパーツに、D-Sub15pinケーブルを通す穴を開けます。
下皮

これが穴を開ける前。
穴開前

これが穴を開けた後。直径6mm前後の穴を開けています。
穴開後

先程の穴を開けたパーツにD-Sub15pinケーブルを通します。
下カバーにケーブルを通す

配線前のコントローラはこんな感じになります。
全体像ハンダ前

そしていきなりですが、配線後はこんな感じになります。上記、配線表を参考にして頂ければと思います。
僕はハンダを使うのが苦手で上手く出来ません。一応、配線時に気付いた点は下に幾つか纏めましたので参考になれば幸いです。
ちなみに[RB_0],[LB_0],[LS_0(TP31)]を配線する際は、トリガー部分を外して、一度ずらさないと接点が見えません。
全体像ハンダ後

配線が終わったら、後は元に戻すだけですね。こんな感じに仕上がります。
前回の時にも書きましたが、振動用のモーターは取り外しています。
コントローラ配線終了


と、これだけだとちょっと説明が足りないと思いますので、個人的に配線時に気を付けた事等を幾つか。
とは言え、ここに書くのは年に数度しかハンダ付けをしない初心者の話です。
心配な方はハンダ付けに関するサイトで調べてからの方が良いと思います。


・D-Sub15pinケーブルの1本1本の線が細いので、導体(導線)を露出させる際は十分に注意をして絶縁体を剥がします。
・導体の長さは1mm〜2mm程度にします。そうしないと他の導体や基板上の接点と干渉して不具合を起こす可能性があります。
・導体を露出させたら、導体を捻って纏めます。
・導体にハンダをつけます。上手く行くとハンダが導体に染み込んでいくような感じになります。
・導体に付けるハンダの量は、基盤に付ける時の事を考えて少し多めに付けると良いかもしれません。
・基盤の接点と導体の先端をを付け、両方に付いているハンダを溶かすように付けていきます。
・上手く行けば意外とあっさり付くと思います。足りない場合はハンダを導体の先端に付けると良いかもしれません。


と、文字だけだとアレですので、配線場所の拡大写真を幾つか。配線の下手さ加減がバレバレで恥ずかしいです。
なんていうか、ハンダ付けが上手く行っている場所とそうでない場所の差が激しいんですよね。所詮初心者です。

赤色の線は十字キーの上下。
青色の線は十字キーの左右。
オレンジ色の線はXボタン,Yボタン。
緑色の線はAボタン。
黄色の線はBACKボタン。
茶色はLボタン。
黒色は左スティックボタン(押し込み)。
配線拡大図1

この画像は上記画像の下側。
緑色の線はBボタン。
黄色の線はSTARTボタン。
配線拡大図2

紫色の線はGND。
黒色の線は右スティックボタン(押し込み)。
配線拡大図3

一応、適当なゲームを起動してコントローラを使ってみましたが、誤動作するような事はありませんでした。

ホットボンドは完成後に付けようかと思っていますので、今回はこの工程は省略しようと思います。
次回はツインスティック側にD-Sub15pinケーブルを繋げようと思います。

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